「ファミリーサポート(ファミサポ)の存在は知っているけど、利用するのが怖い」
「利用してみたい気持ちはあるけど、どうやってすればいいか分からない」
「実際に利用した人の感想や、メリット・デメリットを知りたい」
こんなお悩みを持っている人に向けて、次男が3ヶ月の頃から年子でファミサポを利用している私の体験談をシェアします!
結論から伝えると、実際に利用して良かったです。
ですが、私も実際にファミサポを利用するまでは「怖い」「不安」という気持ちがありましたので、その点も踏まえてご紹介します。
育児がつらいと感じているママ・パパに、少しでも力になれれば幸いです。
ファミリーサポート(ファミサポ)って何?
「ファミリーサポート(ファミサポ)」とは、会員制の子育て支援サービスです。
市区町村が主体となって行っている子育て支援の取り組みのひとつで、
子供を少しの間誰かに見ていて欲しい・子供を預ける必要があると感じた時、子供を預けたり、送迎してもらうことができます。
子育ての支援を受けたい依頼会員(パパさんやママさんのこと)と、支援を行いたい提供会員(サポーターさん・ベビーシッターさんのこと)、以上を運営するファミリーサポートセンターで構成されています。
どんな場合に利用できるの?
◎保護者が子連れでの外出が難しいとき。
◎保護者がリフレッシュしたいとき。
◎保育所や幼稚園、学童保育所への送迎。
◎保育所や幼稚園、学童保育所の開始前や終了後の預かり等。
育児がつらくて一人になりたいと感じたときに気軽に利用できるのでとっても助かりますね。ついつい後回しにしがちな自分の予定もファミサポ利用時にすることが出来ます。
子供の預けが必要な時からリフレッシュ希望など、さまざまな理由でファミサポの利用が出来ます。
基本的に理由を尋ねられることはないので、その点も負い目なく利用できるメリットのひとつです♪
どこで預かってくれるの?
◎ファミサポ提供会員の自宅
◎児童館
◎その他子どもの安全が確保できる場所
※地域によっては提供会員の自宅のみの場合もあるので、お住まいのファミリーサポートセンターで確認してみてください。
初めて利用するときは不安だったので行きつけの児童館で年子兄弟を2時間ほど預かってもらいました。不安な場合は、児童館など他の方の目のあるところだとより安心できますね。
利用時間・利用料金
ファミサポの利用料金は自治体ごとに設定されているため、地域によって異なりますが、平日1時間あたり700円〜800円ほど、休日などは100円〜増えることが多いです。
また、利用料に加え、交通費がかかることもあります。
私が住んでいる地域では、7:00~19:00までの間は1時間700円で、それ以外の時間だと800円です。
ファミサポは何歳から利用できる?
預けられる子どもの年齢は、自治体によって違いますが、0~12歳頃の児童までが多いです。
0歳の場合は、生後何日から、生後数カ月から、といったような細かい月齢が設定されていることもあります。私が知る限りでは、生後3か月から、が多いように思います。
ファミサポは1人だけではなく、年子の2人でも預けることが出来ます。
2人分の料金がかかってしまいますが、一緒にこども達を見てもらえるので心強かったです。
※2人目は年齢によって半額で見てもらえる自治体もあります♪
ファミサポの利用方法
事前登録
ファミリーサポートを利用する前に、事前の会員登録を行います。
こちらの登録は無料です。
利用する前にファミリーサポートセンターに訪問して登録用紙に記載&登録する必要があります。
登録先はお住まいによって異なることがあります。私は行きつけの児童館がファミサポ運営も行っていたので、子どもがおもちゃで遊んでいる間に事前登録&利用日の予約をすることができました。
利用日の予約
利用したい日程・時間をアドバイザーに伝えると、援助の内容や日時について事前の面談を行います。
初めてでどうしても不安な人は、どんな人がいいか、預け先は他人の目もあるところがいい、などなるべく希望や不安伝えるように。私は不安だったので児童館を預け先に設定しました。
利用当日
事前に必要な持ち物を用意して、事前にサポート会員と指定した待ち合わせ場所にて預かりスタートとなります。
預けるときに子どもたちが泣いていて、とても罪悪感を感じましたが、一人の時間を思う存分満喫することが出来ました。お迎えの時には「もうこんな時間!」と驚くほどでした。
ファミサポのメリットやデメリット
メリット
短時間での利用ができる
ファミサポでは1時間という短い時間でもお願いすることが出来ます。
ワンオペ育児をしていると「1時間でもいいから一人になりたい!」と思うことはありませんか?
ファミサポは短時間の利用ができるので、ほんのちょっとの時間だけでも自由になりたいと思った時の利用におすすめです。
また、お仕事で保育園・幼稚園の送迎が間に合わないという場合でも利用することができます。
予定がわかっていれば事前に予約しておくことが出来ますし、突然のイレギュラーの場合でも、空きさえあれば対応してもらえることも。
実はファミサポは送迎だけでは利用できないことが多いのですが、その後、短時間の間だけでも子供達を見てもらえるのはとてもありがたいです。
料金がリーズナブル
民間のベビーシッターさんに依頼すると、お値段は平均的に1時間当たり1500円〜2000円ですが、ファミサポであれば約700円と比較的安価な値段で利用することが出来ます。
また、ファミサポでは二人目以降は年齢によっては半額(地域によって異なる)など、比較的リーズナブルな価格で利用することができます。
デメリット
事前の登録が面倒
利用をする前に対面での面接がある、書類記入のために登録施設に行く必要があります。
登録に行くことに負担を感じている人も多いです。
ファミサポの登録支援の自宅訪問などはありません。今後、こういった活動が実現されると、より利用しやすくなりますね。
人は選べない
ファミサポでは、どんな方に子供を預けたい・見てもらいたいという希望を伝えることが出来ても、人を選ぶことはできません。
また、基本的にファミサポのサポート会員は保育士の資格がなくてもなることができるため、預けることに不安を感じる人も多くいるのが現状です。
しかし、資格がなくても、必要な講習を受けていらっしゃいますし、50〜60代で子育てが落ち着いた方が多いため、子育てのベテランに預かっていただけたり、相性が良ければ子育ての相談に乗ってもらえることも。
実際に利用してみて感じるのは「子育てを手伝いたい」「ママさんを少しでも楽にしてあげたい」と思いで、ファミサポに関わってくださる方が多い印象です。
私もどんな方が来るのか事前にわからないのが一番不安に感じていたところでした。ですが、預かり場所を児童館など一目につくところに指定できたので、安心できました。
ファミサポを年子で利用してみた体験レポ!
どんな人か分からない見ず知らずの他人に可愛い我が子を預けるのは、ものすごく不安でした。
預けるのは不安だけど、ワンオペももう限界。身内に頼ることもできない…と、追い込まれてしまっている時にファミサポを利用することができ、自分の時間を作ることができました。
ファミサポは気になっているけれど不安に感じる方は、ファミサポの登録だけして、どんな雰囲気なのかファミリーセンターの方によく話を聞いてみると良いと思います。
また、本当に困ったときに利用できるように、1時間・2時間だけでも試しに利用しておくと、いざという時に頼ることが出来ます。
いざという時に預け先があるというのは、本当に心強いです。ファミサポは、空きがあれば前日・当日でも対応してもらうことが出来ます。
良好な関係が築くことができるようであれば、お住いの地域に頼れる人がいてくれるだけで、安心することが出来ます。
ママ・パパが笑顔で育児をするための最終手段として、子どもを他人に預けることもぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
少しでも参考になれば幸いです。
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